ポストプロダクション・編集映像ハック

映像素材やプロジェクトファイルをどの様に保存するのがベストなのだろうか?

映像制作を初めていくと、演出や使う機材など気にする点が多くなりますが、撮影や編集を行っていくとフッテージといった映像素材やAdobe Premiere Proのプロジェクトファイルの管理、バックアップといった作業も重要視するべき事の一つです。

これまでにキュリオシーンでは撮影中にカメラからのフッテージをわかりやすく管理する方法や、バックアップの方法など色々紹介してきましたが、今回はコマーシャルや映画、ミュージックビデオなどプロジェクト単体での保存方法を見ていく事にしましょう。

一つのプロジェクトを編集するようになると、プロダクションで撮影されたフッテージ以外にも音楽やモーショングラフィックス、VFXなどの映像素材の他、After EffectsやPremiere Proで作られたプロジェクトファイル、プレビュー用に書き出した映像など、非常に多くのファイルを取り扱う事になります。

編集アプリケーションはファイルがそこにある限り、素材を色んな所に保存しても作業することができますが、プロジェクトを他人に渡す必要があったり、バックアップ作業を行う場合だと、メディアオフラインになって使用している素材を読み込むことができなかったりする可能性があります。

また、素材がバラバラのディレクトリーに保存されていると、ファイルを探すのが大変だったりする場合もあるので、一つのフォルダーに様々なファイルを保管するのが理想だったりします

こういったプロジェクトマネジメントは会社や編集する人の好みによって色々あると思いますが、筆者のこれまでの経験で一番管理しやすいと感じたのがカテゴリ分けする方法です。

上記のようにルートにあるフォルダーはプロジェクト名にしており、その下には「フッテージ」、「素材」、「プロジェクト」、「書き出し」の4つのフォルダーを用意し、それぞれのカテゴリに合わせて素材等を振り分けます。

フッテージは「撮影した映像素材はどのようにして保存するのがベストなのだろう?覚えておくべく7つのこと」の記事も書いてある方法などでカメラや日付ごとに別けます。

プロジェクトにはAdobe Premiere Proなどのファイルを、素材にはBGMや書き出したVFXやモーショングラフィックスといった素材を、そして最後の書き出しにはMedia Encoderや編集アプリで書き出したプロジェクトを保存するようになっています。

プロジェクトのファイルは必要であればPremiere Pro、After Effectsのようにアプリケーションごとにフォルダ分けするのも良いでしょう。

そして同じ様に素材のフォルダにもBGMや写真の様にカテゴリ分けするというのも一つの手です。

ちなみに筆者は基本的に海外で仕事をしているというのと、スマートにもう少し見えるように日本語ではなく、フォルダ名を全て英語にして管理しています。フォルダ名や言語などは撮影の環境や好みによって変えると良いでしょう。

バックアップ

今回紹介した方法でプロジェクトマネジメントするメリットの一つはファイルが全て一つにあるという管理のしやすさだけではなく、バックアップのしやすさがあげられます。

プロジェクトファイルや素材が一つにまとまっているので、別のHDDにバックアップを行う場合はプロジェクト名のフォルダーをそのまま移すだけになるので、非常に簡単になります。

追加素材やプロジェクトファイルに変更がある場合は、カテゴリ分けされたフォルダーを上書きするだけなので、常に最新の状態にすることができるのでオススメです。

今回紹介した方法でプロジェクトマネジメントを行うのも良し、もしくは自分のスタイルを見つけて管理するというのも一つの方法だと思うので、自分にベストなやり方でプロジェクトを管理するようにしましょうね!

 

(MIKIO)

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こちらの記事はクリエイティブ・コモンズ 4.0 CC-BYライセンスの元公開されています。詳細

MIKIO

小学生の頃に映画製作に興味を持ち始め、中学生の時に部活のメンバーと自主映画を初めて制作。その後フィリピンに留学し、映画専門学校を卒業後、撮影や編集などのフリーランサーを経て、マルチメディア制作会社DreamLine Productionsを立ち上げる。 自分も持っている知識のほか、勉強やメモ代わりに制作などのチュートリアルを投稿していきます。

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