映画やコマーシャル、YouTubeコンテンツに至るまで、様々な映像作品が私達の周りにあり、身近なものになっていますよね。
これらの映像作品はカメラとパソコンがあれば基本的に誰にでも作ることが出来ますが、「より面白いもの」にしたいのであれば撮影前にしっかり計画を立てておくのがベストです。
映像制作は一般的に撮影前の企画段階から編集後の配信や販売まで決められており、それに沿ってプロダクションが進められます。
規模や予算、業界などによって多少変わってくるものの、映像制作のプロセスは基本的に共通しているため、円滑に制作を進めたいのであればこれらを理解しておくと良いでしょう!
下の動画では映像制作でどのようなステージがあるのか、どのようなクルーが関わり、作業があるのかをわかりやすく説明しています。
映像制作は大きく3つに分けられる
撮影がメインの部分になる制作ではプロダクション(Productions)と呼ばれ、作品の顔のとなる部分なので非常に重要なステージですが、その前には企画のプリプロダクション(Pre-Productions)、そしてプロダクションの後に編集のポストプロダクション(Post-Productions)のステージを通して一つの作品を作ります。
劇場向けの映画などではプリプロダクションの前に脚本やスポンサー探しを行う開発(Development)とポストプロダクションの後に映画館などで上映を行う配給(Distributions)もあります。
1.開発
プロダクションの一番最初のステージである開発では主に脚本を書いたり、制作会社やエグゼクティブプロデューサーといった投資家に脚本を売り込んでいきます。
これらの売り込みはピッチ(Pitch)と呼ばれ、脚本家やディレクターが自分の作品を映画化するために投資家やスタジオにプレゼンテーションを行ったり、コマーシャルであればクライアントにアイディアを提供したり、契約を行うなど作業が行われます。
このステージでは企画段階になるため撮影クルーは必要ないものの、脚本家の他にプロデューサーやディレクターが参加することがあります。
2.プリプロダクション
映像化へのゴーサインが出たら次のステージであるプリプロダクションへと移行します。プリプロダクションでは主に撮影を担当する制作会社が中心となって進め、ディレクターと撮影監督が脚本をもとに絵コンテなどを使って映像のイメージを作っていきます。
俳優のキャスティングやロケーション・ハンティング、小道具といった演出部分に加えて、予算やスケジュール、撮影クルーの人材確保などプロダクションに必要な準備をプロデューサーが用意していきます。
撮影を円滑に行えるようにプリプロダクションの業務はとても重要で時間がかなりかかる場合がほとんどです。全ての準備が整ったら、プロダクションへと移行します。
続きは本編である「映像制作はどんなステージがあるの?スムーズに制作するために覚えておきたいプロセス」で観ることが出来ます。
なお、YouTubeチャンネルでは定期的に映像制作のチュートリアル動画を配信しています。最新のアップデートを確認できるように、ぜひチャンネル登録をしてみてください!
(MIKIO)