プロダクション映像ハック

ドローンのアンテナを拡張できるアンテナブースターを取り付けてみた!

空撮を簡単に撮影できるドローンコマーシャルや映画など幅広いジャンルの映像制作で利用されていますよね。

基本的にドローン本体とコントローラーさえあれば、一人で操縦できるのでとても便利ですが、ロケーションによっては電波状態が悪く、映像がリアルタイムで転送されなかったり、機体との接続が切れるハプニングが起きたりします。

筆者の経験上、海辺などの広いエリアであればかなり遠くの距離まで飛ばすことができるものの、電波塔やビルなどの建物が周辺にあると、ドローンが近い距離にあったとしても未接続になって機体がロストすることがあります。

DJIが販売するドローンのモデルであれば自動でホームポイントに戻ってくる、リターントゥホーム(Return to Home=RTH)を活用することで簡単に接続を復帰させることが出来るようになります。

しかし、数秒の未接続でも付近に障害物がある場合は墜落事故を引き起こす原因になるので、ドローンを飛ばしている間は極力安定した接続をキープさせたいものです。

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機体またはコントローラーの電波の範囲を拡張させる方法はいくつかありますが、安価で一番簡単になる方法がコントローラーにアンテナブースターを追加する方法です。

アンテナブースターとは既存の直線型のアンテナに三日月型のアダプターを取り付けて、電波を増幅させる装置です。衛星テレビのアンテナや空港で見つけられる大型のアンテナに似たような形にさせてくれます。

今回筆者が利用してみたものはTozoアンテナブースターという商品。筆者が確認した時はセールで1,699円になっていました。

パッケージにはPhantom 3 Professional、Phantom 3 Advanced、Phantom 4、Inspire 1と書いてありますが、Inspire 2、Phantom 4 Pro、Advancedで使われるリモートコントローラは同じモデルなので、こちらの商品でも装着可能だと思います。

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またDJI Mavic Pro、Mavic Air、Sparkなどの小型ドローンに取り付ける場合は一回り小さいこちらの商品をチェックしてみると良いでしょう。

色は金色と銀色の2種類あります。機能の違いはあまりないので、好きな色を選択すると良いでしょう。ちなみに筆者は金色のものにしました。

パッケージの後ろはスペックの他に使い方の説明が簡単に書いてあります。

箱を開くと中にはスポンジ状のクッションが入っており、クッションを取り出すと折り畳められた状態になっているアンテナブースターが現れます。

アンテナブースターのサイズは畳んだ状態であればiPhone 7 Plusより一回り大きいものになっており、非常に軽量でした。

ブースターを開くとこの様に青いフィルターが浸けられている状態になっています。使用する前には必ずこのフィルターを取り外すのですが、かなり強くくっついているのでゆっくりと取り外す必要があります。

フィルムを剥がすと金属で出来たブースター部分が出てきます。金色だととても綺麗で、白と赤のカラーリング味もピッタリマッチしていました。

コントローラーに装着する場合は赤くカラーリングされた穴にアンテナを通すだけ。通す部分はゴムで作られているためか、アンテナを傷つけること無く装着できるのは嬉しいところ。

さて、気になるのはその効果。今回は比較的電波の干渉の多い住宅街から飛ばしてみることにしました。

まずアンテナブースターを取り付けない場合で飛ばしたところ、周りにある建物の影響のためか距離が100m超えた時点で送信機との電波状態が徐々に弱くなり、202mで機体がロストしました。

しかしアンテナブースターを取り付けた場合であれば、100mでも電波状態がずっと強く、付近の飛行には何の支障もありませんでしたが、500mを超えた時に電波が弱くなり513mで機体をロストしました。

干渉の多い所では安定をキープ出来るのと、広いエリアであれば遠くの距離まで飛ばすことが出来るので、アンテナブースターを持っておいても悪くはないと思います。

Amazonには今回紹介した商品の他にも別のメーカーから出しているブースターがありますが、こちらのTozoアンテナブースターは折り畳める上にコントローラーのデザインにもピッタリフィットしているので、ブースターを探している方はぜひこちらの商品を検討してみてはいかがですか?

(MIKIO)

 

MIKIO

小学生から映像制作に興味を持ち、15歳の頃に部活のメンバーと自主映画を制作。後にフィリピン、セブ島に移って現地や海外の企業向けにTVCM、VPといったコマーシャル制作を提供。現在は帰国し、福岡で映像制作などをしています。主に撮影や編集を得意ですが、案件によってはディレクターやプロデューサー行うこともあります。

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