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マウントアダプターの接触不良が起きたら、やっておきたいクリーニング方法

写真で主に使用される一眼レフやミラーレスカメラは、レンズ交換式と大きいセンサーを搭載していることから、写真のみならず映像制作として使用される事が多くなってきました。

また、カメラボディーはソニーを使いたいけれど、レンズは既に持っているキャノンのものを使いまわしたい!と考えている方はマウントアダプターが必須です。

筆者も長らくCanonの一眼レフを使っていたのち、2017年にSONY A7Siiに変える事にしました。

メーカーを買えるということはバッテリーやレンズなどの周辺機器を新しく買う必要があり、レンズは特に高くつくため、筆者の場合はSIGMA MC-11マウントコンバーターを購入し、既に持っているキャノンの50mm f1.8やサムヤン14mm 2.8などを引き続き使用出来るようになりました。

SONY EマウントからCanon EFへ変換できるマウントアダプターは色々用意されており、価格もピンきりなのですが、比較的頑丈かつお手頃な価格という事で、SIGMA MC-11を選択。

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筆者的に非対応レンズのオートフォーカスが上手くいかないという不満くらいしかなく、基本的に映像制作のみ行う筆者的には、キャノンレンズが使用できる事とカメラ側で絞りの調整が出来ればそれで十分ではあるため、ミラーレスを使用した撮影では欠かせないものになりました。

しかし使用する頻度も多くなってくると、電子接点の部分が接触不良になる可能性が出てきます。

先日、筆者があった撮影でもレンズを動かすと記録が停止するトラブルに見舞われ、常に「REC」が表示されているか画面を何回も確認する必要がありました。下の動画の様に記録ボタンを押してレンズ部分を少し動かすと「REC」から「STBY」になります。

今回はそんな同じトラブルが起きている方のために、やっておきたいクリーニング方法を紹介したいと思います。

どちらのマウントに問題があるかを確認する

もし手元にカメラボディーと同じマウント、キットレンズなどがある場合は一度カメラに取り付けて、接触不良の問題がカメラ側にあるのか、マウントアダプター側にあるのか確認します。

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筆者の場合はEマウントのレンズを取り付けても同じ状態にはならなかったので、マウントアダプターに問題があるという事がわかりました。

簡単にクリーニングしてみる

綿棒やレンズクリーナーなどを使って、レンズとマウントアダプターを軽く拭きます。汚れが付着している影響で上手く作動しない場合がありますが、これでもダメだったら次のステップにいきましょう。

コンタクトスプレーを使用する

接点復活剤であるコンタクトスプレーは電気系統の接触不良を改善できるスプレーです。電子機器気に液体?と思ってしまいますが、速乾性のものがほとんどなので安心です。

マウントアダプターをカメラから外した後で、コンタクトスプレーを綿棒に掛けてから電子接点部分を拭いていきます。綿棒に上手く染み込まない場合はレンズクリーナーなどの柔らかい布で行ってみるのも良いと思います。

これでも上手くいかない場合は直接スプレーを吹きつける必要が出てくるかもしれません。

筆者の場合は電子接点を集中的に3-5秒程度、2-3回に分けて吹き付けた後でしばらく置いといたら、下の動画のように接触不良が直りました。

カメラ側の電子接点でも同じ様に使用できると思いますが、イメージセンサーが露出してあったり、レンズアダプターと違って精密機械なので注意が必要です。

そのため、コンタクトスプレーを使用する場合は直接吹き付けるのではなく、綿棒などに付着させてからカメラの電子接点のクリーニングを行うと良いかもしれません。

 

ズームまたはフォーカスを操作している際に記録が停止してしまう場合は、今回の記事のように電子接点の接触不良が原因になっているかもしれませんので、上記の方法でクリーニングを一度行ってみるとベストです。

 

(MIKIO)

MIKIO

小学生から映像制作に興味を持ち、15歳の頃に部活のメンバーと自主映画を制作。後にフィリピン、セブ島に移って現地や海外の企業向けにTVCM、VPといったコマーシャル制作を提供。現在は帰国し、福岡で映像制作などをしています。主に撮影や編集を得意ですが、案件によってはディレクターやプロデューサー行うこともあります。

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