ポストプロダクション・編集映像ハック

商用可能なロイヤリティフリーBGMが多く揃っている、オススメのサイト3選

映像制作は撮り方やディレクション、編集などの演出がその作品の良さを作っていくわけですが、音楽(BGM)を加えていく事で、よりドラマチックになりますよね!

本来であるならば、作曲家とオーケストラを用意してオリジナルサウンドトラックを制作していきますが、予算と時間が掛かってしまうため、自主映画や時間があまり取れないコマーシャル制作などは既に完成している音楽を使用するのが理想です。

しかし、他の作曲家によって制作された音楽は著作権が発生するため、気に入った音楽をすぐに使うことは出来ません。

趣味の範囲で友達同士で見るには大丈夫ですが、映画祭で上映する場合やVPやコマーシャルといった商用利用では使用許諾を取ってライセンスを支払う必要があり、こちらも場合によっては高い費用と時間がかかる場合があります。

その様な面倒なプロセスを簡単にできるのがロイヤリティフリーサイトです。このサイトでは膨大な音楽ライブラリからプロジェクトに合いそうな音楽を見つけて、ダウンロードする際にライセンス料を支払うもの。日本語、英語のサイトなど数多く見つけることが出来ます。

今回キュリオシーンで紹介するのは比較的ハイクオリティの音楽を用意している英語サイトの3つ。

何で英語サイトなの?と思ってしまいますが、ライセンス内容がしっかりしている事と、音楽が映画やコマーシャルに使えるレベルであること、そして価格がお手頃であるためです。

audiojungle(オーディオジャングル)

今回紹介する3つのサイトの中では音楽のライブラリが一番多いサイトです。

「コーポレート(Corporate)」、「子供向け(Child’s)」、「ジャズ(Jazz)」、「ロック(Rock)」などジャンルごとに別けられてあるほか、検索画面から「Travel Pop(旅行、ポップ)」のようにプロジェクトにマッチしそうな音楽キーワードを英語で入力して調べることが出来ます。

かなり音楽が多いので、ピッタリの音楽を探すのに数時間~数日かかる場合がありますが、手っ取り早く探したい場合は「Popular Items(人気アイテム)」のリストにある音楽から見つけ出すというのも一つの手です。

ロゴにピッタリの短いBGM、「Logos&Idents(ロゴ&アイデント)」や効果音である「Sound Effects(サウンドエフェクト)」なども用意してあります。

ライセンス内容も非常にシンプル。一番下のライセンスである「Music Standard」はUSD 25で、YouTubeなどの動画はもちろんのこと、ダウンロードまたはDVDなどのコピーは最大1万回まで利用できます。多くの場合はこのライセンスで十分です。

自主映画や映画祭を除く、劇場映画やTVCMなど規模の大きいものになると上位ライセンスを選択する必要があります。最上のライセンスはUSD 344になります。

サイト: https://audiojungle.net/
ライセンス詳細: https://audiojungle.net/licenses/music

Premium Beats(プレミアム・ビート)

ストックフォトで有名なshutterstockが提供しているロイヤリティフリーBGMサイトです。

YouTubeなどの商用を含むウェブ向け動画で利用できるStandard(スタンダード)ライセンスUSD 65で、先程紹介したサイトと比べると少し高価な上、ライブラリーもそこまで多くはありません。

しかし、音楽のクオリティーはとても高く「Premium(プレミアム)」と書かれているように、有名なバンドが歌ってそうな曲であったり、ヒューマンドラマなどにピッタリなオーケストラ風のサウンドトラックを見つけることが出来ます。

また音楽もジャンルのほか「Mood(ムード)」から「ホラー・恐怖(Horror/Scary)」、「サスペンス・ドラマ(Suspence/Drama)」のようにシーンのイメージから検索が出来るというのも嬉しい所。

最上位ライセンス、「Premium」は映画やコマーシャルを含むTVやラジオにも対応しており、USD 199ドルです。audiojungleに比べたらこちらの方がお得です。

サイト: https://www.premiumbeat.com/
ライセンス詳細: https://www.premiumbeat.com/license#compare_licenses

Artlist(アートリスト)

先に紹介した2つのサイトは比較的リーズナブルな価格ではあるものの、YouTube番組のコンテンツやプロジェクト単価が低く、大量に動画を作らなくてはいけない場合などは単品で曲を購入するよりもサブスクリプション型のサービスを利用する事をオススメします。

そんなサブスクリプション型のArtlistは1年のサブスクリプションで USD 199支払うことになりますが、1年間ライブラリにある音楽はダウンロード制限無しで好き放題利用できます。

またライセンスに関してば3つのサイトの中では一番優しく、料金の変更無しで自主映画やTVCMや劇場映画など規模の大きいプロジェクトにも音楽を使うことが出来ます。音楽のクオリティーはaudiojungleやPremium Beatsなどに比べると実験的やインディー音楽的な感じではありますが、プロジェクトによってはマッチするものもあると思います。

音楽は「Mood(ムード)」、「Video Theme(ビデオテーマ)」、「Genre(ジャンル)」、「Instruments(楽器)」、と細かく検索が出来るのも良いです。

Artlistは一括でUSD 199支払う事になるので、躊躇してしまいそうではあるものの、月々USD 16程度と考えればコストパフォーマンスは最強と言えるでしょう。

サイト: https://artlist.io
ライセンス詳細: https://artlist.io/page/support

 

この中で筆者が一番良く利用するのはaudiojungleで、5年近く数多くの企業案内といったコマーシャルで使用してきました。

料金や揃えている音楽のスタイルなどサイトによって変わってくるので、場合によっては音楽を探すのに時間を掛けてしまうかもしれませんが、この3つのサイトを上手くチェックしていけばピッタリの音楽を見つける事が出来るかもしれませんよ!

 

(MIKIO)

Additional Photos:  Patrick Fore

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こちらの記事はクリエイティブ・コモンズ 4.0 CC-BYライセンスの元公開されています。詳細

MIKIO

小学生から映像制作に興味を持ち、15歳の頃に部活のメンバーと自主映画を制作。後にフィリピン、セブ島に移って現地や海外の企業向けにTVCM、VPといったコマーシャル制作を提供。主に撮影や編集を得意としているほか、ディレクターやプロデューサーなども出来ます。

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