撮影・カメラ映像ハック

撮影に必要なカメラのフレーミングってなんだろう?アングルや三分割法を見てみよう!

映像や写真はクローズアップやワイドで撮影するショットが重要ですが、同時に被写体の位置や構図を決めるフレーミング(Framing)も覚えておきたいテクニックです。

撮りたい被写体を決めた後でフレーミング、そしてショットを確定していく方法が一般的で、フレーミングではカメラアングルや三分割法などを活用していきます。

今回の記事ではそんな映像などを撮影する際に必要なフレーミングの基本やアングルなどを詳しく紹介していきたいと思います。

合わせて、カメラのショットの種類を知りたい方は「映像撮影で必要なショットを理解しよう!ショットの種類と海外の呼び方」の記事をチェックしてみてください!

フレーミングってなに?

フレーミング、またはカメラフレーミングとは撮影の対象となる被写体をどこに配置、どの角度で撮るかを決める構図のことを指します。

使用するカメラやアスペクト比によってフレームの大きさは変わってきますが、一般的に映像は長方形の「16:9」、写真は正方形に近い「3:2」や「4:3」、「1:1」などが使われており、このフレームに被写体が収まるように撮影するのがフレーミングです。

フレーミングがある程度確定したらカメラをどのくらい寄るのか、どのようなカメラテクニックを使うのか、「ショット」を決めていく必要があります。

Advertisements

カメラアングル(Camera Angle)

カメラアングルとはカメラから見て、被写体を水平または下から撮るか、上から撮るなど「カメラ角度」のこと。撮る角度によっては被写体に与える印象がガラッと変わるので使い分けるようにしましょう。

なお、カメラアングルは日本と海外の呼び方に多少の違いがあります。こちらの記事では海外式のもの含めて紹介していきます。

日本の呼び方

上からのカメラアングルは以下の通り。

  • ハイアングル(俯瞰)
  • ハイポジション(高水平)
  • 水平アングル(めだか)
  • ローポジション(低水平)
  • ローアングル(あおり)

アングルはハイ、水平、ローアングルの3種類。加えて、水平アングルの高低を示すハイとローポジションの2種類が用意されています。

海外の呼び方

上からのカメラアングルは以下の通り。

  • バード・アイビュー(Bird’s Eye View)
  • ハイアングル(High Angle)
  • アイレベル(Eye Level)
  • ローアングル(Low angle)
  • ワーム・アイビュー(Worm’s Eye View)

基本的に日本のものと変わりませんが、プロダクションによってはバード・アイビューとワーム・アイビューがそれぞれハイアングル、ローアングルとしてまとめられている場合もあります。

カメラアングルが与える効果

撮影する被写体によりますが、カメラアングルを活用していくことで視聴者に様々な効果を与えることが出来ます。

水平アングル

水平アングルまたはアイレベルは被写体と同じ目線での撮影になるため、視聴者はその場に居るかのような感覚になります。主に人物が喋っているシーンなどで使われることが多く、商品名も確認できる角度であることから物撮りにもオススメです。

ハイアングル

被写体を見下ろす撮影のハイアングルでは人物やロケーションの全体像が見せられるため、ダイナミックさを与えることが出来ます。また広角のみならず、顔などのクローズアップと組み合わせることも可能です。

ローアングル

水平やハイアングル日常でも見慣れている光景ですが、見上げることはあまりないですよね。ローアングルはそんな虫の目線など非日常的な風景を撮ることができ、人物や花など小さい被写体にインパクトを与えられます。

Advertisements

三分割法(Rule of Thirds)

先ほど紹介したアングルの種類の他によく使われるフレーミングのテクニックの一つとして三分割法(Rule of Thirds)というものがあります。

三分割法とはフレームに水平と垂直線をそれぞれ2本追加して、その線または線同士が交わる部分に被写体を配置するとバランスの取れた構図が得られるというもの。絵画などで使われる黄金比に似ています。

ポートレートやそれ以外の被写体に活用できるだけではなく、複数の被写体にも適用させることも出来ます。

ミラーレス機やiPhoneなどを含むカメラには「グリッド」のツールが用意されているため、これを参考にして撮影することも可能ですが、あくまでも「一つのテクニック」であるため、被写体やロケーションに合わせて使い分けると良いかもしれません。

Advertisements

中央で撮るのもあり

三分割法は「良い感じに撮れてしまう」魔法のようなテクニックですが、あまり使い続けるとどれも同じように見えてしまうため、ショットやアングルを組み合わせて活用しましょう。

また、あえて被写体をフレーム中央に配置する「日の丸構図」も撮影する物によってはマッチするかもしれません。

今回紹介した記事ではフレーミングや三分割法の基本などを紹介してきました。映画やコマーシャルなど数多くの映像制作で使われていますが、フレーミングやショットを組み合わせることで、さらに良い撮影ができると思います。

ショットに関してはこちらの記事でも詳しく紹介しているので、気になる方は合わせて読んでみてくださいね!

(MIKIO)

こちらの記事はクリエイティブ・コモンズ 4.0 CC-BYライセンスの元公開されています。詳細

MIKIO

小学生から映像制作に興味を持ち、15歳の頃に部活のメンバーと自主映画を制作。後にフィリピン、セブ島に移って現地や海外の企業向けにTVCM、VPといったコマーシャル制作を提供。主に撮影や編集を得意としているほか、ディレクターやプロデューサーなども出来ます。

関連記事

Back to top button