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数多くのオマージュとクロスオーバーが楽しめる!スティーヴン・スピルバーグ最新作、レディ・プレイヤー1(Ready Player One)

先日、フィリピンでは一足先に公開されたスティーヴン・スピルバーグの最新作レディ・プレイヤー1(Ready Player One)をモールの映画館で見てきました。

ほぼ同じ時にリリースされたパシフィック・リムの次作、パシフィック・リム:アップライジング(Pacifi Rim:Up Rising)を見ようかとも考えていたのですが、IMDbなどの評価を見てみると、レディ・プレイヤー1の方が評価が高い作品になっていました。

筆者も気になって先日見たところ、かなり満足度の高い映画だったので、今回はそちらを紹介したいと思います。

まず、レディ・プレイヤー1(Ready Player One)は2011年に発売されたアーネスト・クライン(Ernest Cline)著によるSF小説。

2011年に小説が発売されたものの、ワーナー・ブラザースとデ・ラインピクチャーズは本が発売される前に2010年に既に実写化の版権を獲得していました。著者のクライン氏は脚本担当としても参加することになりました。

後にスティーヴン・スピルバーグが監督と製作に参加することが決定し、プロダクションが2016年の7月からスタートし、2018年の3月30日にアメリカで公開した映画です。

映画の予告編

あらすじ(ネタバレ無し)

2045年、石油の枯渇により深刻なエネルギー不足になってしまい、人口の増加などとともに政府が機能せず世界の多くのエリアではスラム街で暮らす様になっていた。彼らはそんなつまらない世界から逃げるようにジェームズ・ハリデーが作り出したOASISという仮想世界に入り浸る。

OASISでは好きなキャラクターをアバターにしてゲームやギャンブル、スポーツや娯楽など色々なアクティビティを楽しむことが出来る世界になっていた。しかしある日にハリデーが亡くなり、それと同時にOASISにはあるイースターエッグが隠されていると伝えられる。

そのイースターエッグにたどり着くためにはアノラック・クエスト(Anorak’s Quest)というゲームを通して3つの鍵を揃える必要があり、全ての鍵を揃えるとOASISを全て支配できる所有権と2400億ドル相当の財産が与えられるのである。

主役のウェイド・ワッツ(アバター名:パーシバル)はそんなイースターエッグを求めて毎日OASISのアノラック・クエストにチャレンジする一人。クエスト内の最初のゲームはレースで優勝するのだが、数多い障害や複雑に作られたコースを突破することは難しく、誰一人クリアしたものがいなかった。

イースターエッグを獲得しようとするプレイヤーはエッグハンターと呼ばれており、ウェイドのような個人から、OASISを支配しようと目論む企業のIOIによるシクサーズ(Sixers)という負債者によって作られた軍団プレイヤーまで参加していた。

ある日、ウェイドはイースターエッグのヒントを求めて、ハリデーのアーカイブが残るデジタルライブラリーに訪れる。アーカイブでハリデーのビジネスパートナーであるオグデン・モローがとある理由で会社を去ることになり、ハリデーがその事を後悔し「過去に戻ることは出来ないのだろうか?」と言う。

ウェイドはそれが第一の鍵を見つける答えなのでは無いかと確信し、レースのスタートで前に進まず、後ろに進むとゴールに直結するショートカットがあることを発見したのである。

とにかくクロスオーバーが凄い!

レディ・プレイヤー1の予告編やポスターを見てもわかると思いますが、とにかく色々な映画、アニメ、ゲームのキャラクターや乗り物が登場しています。

乗り物であればバック・トゥ・ザ・フューチャーでおなじみのデロリアン。パート2で登場した空飛ぶ機能を追加したマーク2の上に、ナイトライダーのKITT(ナイト2000)でおなじみのフロントバンパーが赤く点灯するスキャナーライトが搭載する特別仕様。

他にはロボット類も多く登場しています。3式機龍メカゴジラやアイアン・ジャイアント、そして数多くのゲームやアニメなどに出てくるキャラクターが出てきており、サンリオのハローキティ、けろけろけろっぴ、バッドばつ丸が数秒出た時はサンリオまでOKしたの!?と思ってしまいました。

また映画のオマージュも多く存在しており、ジュラシックパークやキングコング、シャイニング、ターミネーターのネタ登場していたのでとても面白かったです。

一番ビックリしたのはシャイニングのシーン、既に見たことがある人は「ああ、このシーンは!」ってなりますが、見たことがない人はホラー要素があるので、少し覚悟したほうが良いかも。ホラーに出てくるキャラクターも多く、エルム街の悪夢のフレディ・クルーガー、チャイルド・プレイのチャッキーなども登場しました。

WIkipediaでは登場したキャラクターなどがリストアップしていますが、筆者は映画見てて全て見つけることが出来ませんでした。また、このリスト以外にももっといっぱい登場していると思うので、観客もこの様な「イースターエッグ」を探す楽しみができる映画になっていると思います。

この映画では数多くのキャラクターを登場させるため、スタジオが多くの版権の交渉を行ったものの、スター・ウォーズネタがなかったのは少し残念なところ。というのもディズニーがOKを出さなかったので、どうしようもなかったみたいです。

IOI軍と戦ってるシーンでミレニアム・ファルコンが飛んでいたり、ヨーダやダースベイダーが的と戦っていたらどんなに面白かったか・・!と思ったのですが、このファイトシーンで良い所を見せたのが日本のあのロボットです!どのロボットだったかはここでは説明しませんので、実際に見てみると良いでしょう!

 

とにかくクロスオーバーが凄いし、オマージュが多いので、映画好きにはたまらない作品になっていると思います。中でもシャイニングとアイアン・ジャイアントは先に見ておくと良いかもしれませんので、時間がある方は予習しておくとベストかも!

日本では4月20日に公開予定のレディ・プレイヤー1(Ready Player One)、オススメなので是非チェックしてみてくださいね!

 

(MIKIO)

Photos: Ready Player One Trailer #2 – YouTube

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こちらの記事はクリエイティブ・コモンズ 4.0 CC-BYライセンスの元公開されています。詳細

MIKIO

小学生から映像制作に興味を持ち、15歳の頃に部活のメンバーと自主映画を制作。後にフィリピン、セブ島に移って現地や海外の企業向けにTVCM、VPといったコマーシャル制作を提供。主に撮影や編集を得意としているほか、ディレクターやプロデューサーなども出来ます。
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