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セブ島などのフィリピンの路上を歩くのってどうなの?チェックすべき5つのこと

日本は交通のインフラが整っていることや他の国に比べて犯罪率が少ないという事もあって、移動手段の一つとして徒歩は当たり前になっていますよね。

それに比べてフィリピンは交通面やインフラが日本のように整っていないものの、昼夜関係なく街中を歩く人達を多く見かけると思います。タクシーがなかなか拾えなかったり、距離的に近ければ歩きたい!と思うかもしれませんが、実際フィリピンの路上を歩くのは良いアイディアなのでしょうか?

海外旅行などをする時に、これから向かう国の治安などが安全かどうか気になりますよね?

フィリピンは東南アジアの中でも経済的に活発な国の一つであるため、数十年前に比べるとインフラ面や交通面に力を入れており、日本ほどではないものの、良い国になっていくのは確かです。

毎年、イギリスのエコノミスト誌が出している世界平和度指数(Global Peace Index)ではフィリピンは138位とランクがやや低いものの、Numbeoによるランキングによると2位のダバオ市、5位のマカティ市、6位のバギオ市そして8位のセブ市がそれぞれ東南アジアの中で安全な街としてランクインしています。

筆者もここ10年程度フィリピンに住んでいますが、現在のドゥテルテ大統領の政権に変わったことで、2017年では犯罪率は38%減少するなどの効果を上げており、数年前と比べれば治安が良くなった印象を持ちます。

しかし、フィリピンはそれでも海外。果たして日本と同じ感覚で出歩くのは良いのでしょうか?今回はその事について詳しく紹介したいと思います。

1. ロケーションによっては出歩ける

フィリピンは裕福層と貧困層の差が激しく、一見都会に見えても数分車を走らせたら、バラックで作られた家が多く集まるスクワッターになったりと、エリアによって治安などが変わってきます。

セブ島の場合だと、ITパークやアヤラモールなどのビジネスパークエリア、マニラだとマカティ市、タギッグ市など、裕福層やモールなどの商業エリアが多く集まる所であれば、比較的安全だと考えれば良いと思います。

他のエリアは日中であれば大丈夫だと思いますが、セブ島であればコロン地区などのダウンタウン、街灯や人通りが少ない所は歩くのを避けるのがベストです。

2. 外を歩く時の注意点

日本にいるとスマートフォンや荷物など特に気にすること無く歩けると思いますが、フィリピンではそうもいかない場合があります。外を出歩く際は以下を頭に入れておくと良いでしょう。

  • 早歩きで歩く
  • 人混みが多い所は荷物を手前に持ってくる
  • スマートフォンなどのガジェットは取り出さない
  • 高価なアクセサリー類は身につけない
  • 夜や人混みが少ないところスクワッターエリアがなるべく避ける
  • 子供や人が寄ってくる場合は警戒する

早歩きは特に女性だと男性から声を掛けられる事もあるので、それを避ける目的と話しかけてくる男性に限らず女性や子どもたちによる集団でのスリなどの被害に合わないためにも、早歩きで歩くことをオススメします。道を訪ねてくる人やストリートチルドレンたちが駆け寄ってくる場合もありますが、警戒するようにしましょう。

バックパックやハンドバッグの荷物も、人混みが多い所では荷物を手前に持ってくることもオススメします。あまり警戒しすぎると、逆に高価なものが入っているのでは?と考えてしまう可能性もあるので、できるだけナチュラルにしましょう。バッグを前に持ってくることは観光客のみならず、現地に住むフィリピン人でも多くの人がやっています。

スマートフォンなど路上で使用したり、高価なものを身につけることは出来れば避けてください。ひったくりに遭って自分のデバイスがダウンタウンのマーケットに売られてしまう事になってしまうから。マップアプリなどを開く必要があれば、コンビニなどのお店の入口付近に行って確認すると良いでしょう。

3. 軽装であればよりベスト

フィリピンはとにかく暑く、少し外を歩いただけで汗だくになってしまうので、出来れば軽装で出歩く事をオススメします。

男性であればシンプルにシャツとジーンズ、女性はワンピースやシャツと短パンなどの組み合わせが良いです。道路や歩道がしっかりと舗装されていない場合があるので、出来れば靴下と靴を履いて行きましょう。サンダルは近場であれば問題ありませんが、水たまりの泥が跳ねることもあるので、靴がベストです。

4. フィリピンはとにかく排気ガスが凄い

セブ島やマニラの街を出歩く時に少し考えて欲しいのが排気ガスによるスモッグです。ここ数年銀行ローンが取りやすくなり、どの家庭でも車を持ち始めるようになった事でフィリピン国内の自家用車普及率が年々上がっています。

また経済の成長により物流や建設ラッシュも多くなっており、大型のトラックやバス、バイクなども増えて毎日渋滞を引き起こしています。JICAによるとマニラの渋滞による経済損失は1日35億ペソ、約50億円とも言われており、フィリピン政府は渋滞解消の解決に頭を抱えています。

渋滞もひどいので、歩いたほうが楽なのではないか?と思いがちですが、車の排気ガスがとにかく酷くすぐ咳払いをしてしまいます。またマニラにいる時は白いシャツを着ていると灰色になってしまうと揶揄されているほどです。

セブ市内は日曜日を除けば基本的にどこでも渋滞なので、外を歩く際はマスクを付けるなどの対策を行うと良いでしょう。

5. 徒歩は他の交通機関と組み合わせるのが一番ベスト

炎天下と排気ガスの多いフィリピンで毎日歩いていると、健康的になるどころか身体にダメージを与えかねないので、一番の理想はタクシーなどの交通機関を使用して、目的地に近くなったらそこから歩くのが良いと思います。

モールなどに向かう際はモール付近が大渋滞になる事がほとんどです。またラクシーに乗っていると停車料金がかかるので、モールからさほど遠くない1-2kmの距離であればタクシーから降りて歩くという方法も良いと思います。

もしそれでも外を出歩くのが心配であれば、タクシーやGrabなどのハイヤーアプリを使用しましょう。汚い空気や暑さに体力を奪われる事もなく、安全に目的地へ到着できます。タクシーを利用する際はいくつか覚えておくと良いものもあるので、こちらの記事も参考にしてみると良いですよ!

関連記事: フィリピンやセブ島のタクシーを利用する際に覚えておくと良い9つのこと

 

筆者はセブ島に10年ほど住んでいますが、徒歩で移動することも多いです。

場合によっては徒歩の方がタクシーなどと比べて早く到着できるメリットもありますが、強盗やスリのの被害に以前遭うこともありました。フィリピンのみならず海外ではこの様なリスクも出てくるので、フィリピンの路上を出歩く際は念には念を入れる様にしましょう!

 

(MIKIO)

Photos: Beegee49,Trishhhh(2),Mykee Alvero,Zany Jadraque,Eldon Vince Isidro, John Christian Fjellestad,Josh Felise,Michael Amadeus

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こちらの記事はクリエイティブ・コモンズ 4.0 CC-BYライセンスの元公開されています。詳細

MIKIO

小学生から映像制作に興味を持ち、15歳の頃に部活のメンバーと自主映画を制作。後にフィリピン、セブ島に移って現地や海外の企業向けにTVCM、VPといったコマーシャル制作を提供。主に撮影や編集を得意としているほか、ディレクターやプロデューサーなども出来ます。

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