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ミレニアム・ファルコンが大活躍!ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリーを見てきた!

2018年のスター・ウォーズ最新作、ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー(Solo: A Star Wars Story)がフィリピンではアメリカに合わせて5月25日にフィリピンでも公開されたので、一足先に見てきました。

日本では6月29日に公開予定の映画は2017年12月にリリースされたエピソード8の「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」に比べると興行収入は少ないようですが、IMDbでは7.2、Rotten Tomatoesでは70%の評価になっています。

興行収入が予想に比べて低くなっているのはEP8からあまり時間が経っていないのと、アベンジャーズやデットプール2などの作品が同時期に公開されている理由があるとは思いますが、作品自体は評価もそこまで低くないので、少なくともハズレの部類には入らない映画になっていると思います。

しかし、既に映画を見たスター・ウォーズファンからすれば意見が別れる作品になっているというのも面白いところ。

本来のオリジナルサーガに加えてスピンオフ映画が作られるというのは、ファンとしては嬉しく、オリジナルサーガにリンクする部分を見つけたりすると非常にワクワクするでしょう。

2016年12月に公開されたローグ・ワン(Rogue One)もジンやキャシアンなどのオリジナルキャラクターが登場しつつも、ダース・ベイダーやターキン総督そしてレイア姫が出てくるなどEP4の伏線に繋がる要素を取り入れている事もあって評価が高い映画になっています。

今回スター・ウォーズの主要キャラクターの一人である若きハン・ソロの冒険を描いたハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー(Solo: A Star Wars Story)はどうでしょうか?今回ネタバレしない程度に紹介するので、気になる方は映画を見る前にチェックしておくと良いかもしれません

予告編

あらすじ(ネタバレ無し)

遠い昔、はるか彼方の銀河系で…

銀河共和国が崩壊し、ニュー・オーダー宣言によって銀河帝国が設立されたその6年後、造船業で名の高い惑星コレリア(Corellia)に住むハンはその恋人キーラ(Qi’ra)と惑星での苦しい生活から逃れるため、高価で宇宙船の燃料に使われるコアキシウム(Coaxium)を犯罪組織から盗み出し、空港へと逃げ出す。

惑星から出る際、帝国軍の出国管理官に見逃してくれる代わりにコアキシウムを渡すと持ちかけ、ソロは脱出出来たがキーラはその場で捕まってしまう。ハンはキーラに絶対戻ると伝えるも、追手がハンを探す。

そこでたまたま銀河帝国軍の求人を見つけ、コレリアに戻るためにはこれが最短だと思ったハンは帝国軍に入ることを志願し、兵士の徴募官によって下の名前を聞かれた際「家族がいない」と答えたことから、徴募官はハンに「ハン・ソロ」という名前を付ける。

3年後、ハン・ソロは帝国アカデミーによる不従順によって退学処分されてしまい、ミンバンでの戦いでは歩兵として活動することになった。戦場で出会ったトビアス・ベケット(Tobias Beckett)が率いる犯罪集団を見つけ、ハンは彼らに参加したいと伝えるが邪魔だと感じたトビアスはハンを野獣のいる檻に収監させる。

その野獣とはウーキー族のチューバッカであった。ハンはウーキー語が喋れるという事を活かし、チューバッカと共同して檻から脱出を図る。その行動に驚きを覚えたトビアスはハンを仲間に受け入れ、コアキシウムを盗み出す計画に参加することになる。

大量のコアキシウムを運ぶ電車から盗み出そうとするものの、クラウド=ライダース(Cloud-Riders)という海賊団に襲撃され計画は失敗する。後にトビアスから犯罪組織、クリムゾン・ダウン(Crimson Dawn)の首領ドライデン・ヴォス(Dydren Vos)から引き受けた仕事で失敗した以上は命の保証はないと伝えられる。

ドライデン・ヴォスに会うためクリムゾン・ダウンに訪れたハンはキーラに再会したものの、キーラはドライデンのメンバーになっていた。新しく提案された計画によって今回の失敗を挽回した3人は新たにキーラが加わる事で惑星ケッセル(Kessel)にコアキシウムを求め出発する。

しかし、ケッセルにたどり着くためには銀河で一番早い宇宙船が必要になっていた。そこでハンはランド・カルリジアンがそんな宇宙船を持っていると聞きつけ、サバック(Sabacc)というギャンブルをして勝負を挑む。

ハンはランドのズルによって負けてしまったものの、トビアスによる分け前の提案によってその宇宙船、ミレニアム・ファルコンに乗りこみ惑星ケッセルへと向かうのであった・・・。

ピカピカなミレニアム・ファルコンをチェックすべき!

スター・ウォーズ、エピソード4から登場している小汚いけれど、いい味を出してるミレニアム・ファルコンですが、今回の映画で初回登場する時は汚れや傷が一切ないピカピカな状態を見ることが出来ます。

特徴すべきはその綺麗さだけではなく、ミレニアム・ファルコンのデザインが見慣れているものと少し違っているということ。エピソード4以降のデザインでは前方に空間があるのですが、こちらの作品ではその空間がなくフラットなものになっています。

実はこの部分、ミレニアム・ファルコンの脱出ポッドになっており、作中の出来事によって切り離される事になります。見慣れているデザインも良いですが、青い塗装に脱出ポッドのあるミレニアム・ファルコンもなかなか格好良いとは思いませんか?

お馴染みの台詞やアクションにも注目

ミレニアム・ファルコンのコクピットにある黄金のサイコロのオブジェクトはもちろんのこと、スター・ウォーズでお馴染みの台詞「I have a bad feeling about this(嫌な予感がする)」は必ずと言って良いほど使われている名台詞です。

今回のハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリーでも作中で見つけることが出来るのですが、予告編でもある通り「良い予感しかしないぜ(I have a good feeling abut this )」になっているので若干の違いがあります。

また、ハン・ソロの代表的なシーンである「ハンが先に撃った(Han shot first)」がこの作品でも見つけることができます。相当なファンじゃないと気づかないかもしれませんが、そのシーンにたどり着いた時にEP4の「ハンが先に撃った」のシーンを思い出すとしっくり来るかもしれません。

面白いけど、意見が別れる作品

オーバーオールで見ると、IMDbやRotten Tomatoの評価の通りの作品だと感じました。「一つの映画としては全然楽しめるけれど、スター・ウォーズの大ファンであれば少し物足りない作品」という印象になるかもしれません。

好き嫌いが別れる大きな理由はハン・ソロの本来の役者であるハリソン・フォードの出演が無いのと、ローグワンなどのスピンオフに比べるとスター・ウォーズの要素が少ないからでは無いかと思います。

ローグ・ワンではターキン総督やレイア姫をCGによって置き換えているシーンがありますが、こちらの作品では全編オールデン・エアエンライクによって演じられており、ハリソン・フォードの顔を置き換える技術が使われていません。

そのためハン・ソロ=ハリソン・フォードで見慣れていると少し違和感を感じてしまうのだと思います。

またスター・ウォーズらしいシーンが少なく、主に犯罪組織との戦いのシーンがほとんどを占め、ミレニアム・ファルコンと帝国軍のドッグファイトシーンが短かったり、オリジナルサーガのキャラクターがあまり登場しないものになっていました。そのためローグワンの感覚で見ると物足りなく感じるかもしれません。

違和感や物足りなさはあるかもしれませんが、オールデン・エアエンライクによるハン・ソロの演技は良いと思ったし、ストーリーも他の作品とはまた違ったアプローチを掛けているので、筆者的には全然面白いと思える作品でした。

あまり深く考えずに見るとより楽しめる映画で、かつスター・ウォーズを良く知らない方でも一つの独立した映画として観れると思うので、チェックしておいても良いと思いますよ!

次のスピンオフ映画については色々噂が出ていますが、筆者的にボバ・フェットやオビ=ワン・ケノービ、またはダース・シディアスに焦点を当てたストーリーがあったら良いななんて思ってます。

ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー(Solo: A Star Wars Story)、日本では6月29日に公開予定です!気になる方はぜひ映画館に足を運んで観てくださいね!

(MIKIO)

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こちらの記事はクリエイティブ・コモンズ 4.0 CC-BYライセンスの元公開されています。詳細

MIKIO

小学生から映像制作に興味を持ち、15歳の頃に部活のメンバーと自主映画を制作。後にフィリピン、セブ島に移って現地や海外の企業向けにTVCM、VPといったコマーシャル制作を提供。主に撮影や編集を得意としているほか、ディレクターやプロデューサーなども出来ます。
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