Osmo Pocketでも映画っぽく撮れちゃう!オススメのテクニックと設定をチェックしてみよう

映像を撮影している時、手ブレが気になる方もいると思います。

ここ数年登場したミラーレス機や一眼レフなどに手ブレ補正機能が搭載されたものもありますが、Ronin-SZhiyun Craneなどといったジンバルが使われることも多いです。

ドローンのようなブレのないスムーズな映像を撮ることができるジンバルですが、バランスなどのセットアップに時間が掛かってしまうというのがデメリットの一つです。

一度バランスを取れたとしても、使用するレンズや追加するアクセサリーの影響でいちいちバランス調整を行う必要があるので、かなり面倒だったりします。

ジンバルのような映像を撮りたいけれど、面倒なセットアップをしたくない!という方にオススメなのがDJIが販売するジンバル一体型カメラのOsmo Pocketです。

Osmo Pocketは名前にあるようにポケットに収まるくらいの小型カメラであるため、映像の質もGoProのようなものでしょ?とか映画のように撮影できないのでは?と思ってしまいますが、テクニックや設定を上手く行えば撮影することが可能です。

下の動画ではOsmo Pocketを使ってシネライク撮影を行いたい!という方に撮影時におけるオススメのテクニックや設定などを紹介しています。

オートではなくProモード、そしてD-CLikeのカラーを活用しよう!

オートモードにすると、どのロケーションで撮影しても適切な明るさに設定してくれるので便利ですが、シャッタースピードやホワイトバランス、ISOなどを個別に設定できるProモードにすると出来ることの幅が広がるので便利です。

またカラーに関しても、デフォルトで設定されている「標準」ではなく、「D-CLike」を使用すると全体的な色がフラットになり、色補正を本格的に行いたいという方にはオススメの設定です。

60fpsで撮影することでよりドラマチックに

24fpsや30fpsなどで撮影しても問題はありませんが、よりドラマチックにさせたい場合は60fpsで撮影して、編集で24fpsに変換すると良いでしょう。

60fpsを24fpsに変換するとスローモーションの効果が出て質がグッと上がるので、設定しておくと良いかもしれません。Premiere ProやDaVinci Resolveにおけるクリップの変換方法は下の記事でも詳しく紹介しているので、合わせて読んでみると良いでしょう。

スポーツや車など激しい動きのある映像をスローモーションで見るととても迫力がありますよね!表現方法の一つとして人気のあるそれまでのスローモーションはハイフレームレートで撮影ができるカメラを必要としていましたが、現在は一眼レフカメラやミラーレスカメラ、業務用カメラの他にスマートフォンまで60fpsや120fpsなどの機能が付け足されるようなった事で、より身近なものとなってきました。そんな60fpsや120fpsで撮影された映像をAdobe Premiere Proを使ってどの様にスローモーションの映像として変換をして、編集をするのかを...
[Premiere Pro] 60fpsや120fpsで撮影された映像素材をスローモーションの映像に変... - Curioscene (キュリオシーン) - 映像制作、動画編集チュートリアルマガジンサイト
映像制作において重要な要素の一つがフレームレート(Frame rate)です。フレームレートとはいわゆる「1秒に写真を何コマ含めるか?」の数値で、映画などで良く使用される「24fps」は「1秒に24コマ(24 frame per second)」含まれているということになります。映画では主に24fps、テレビでは30fpsが一般的であるほか、スローモーションに特化した60fpsや120fpsなども良くフレームレートです。これまで、60fpsや120fpsはシネマや業務用カメラでしか利用ができなかったフレームレートでしたが、最近ではiPhoneやGoPro、Osmo Actionといった...
[DaVinci Resolve] タイムラインや60fps、120fpsクリップのフレームレートを変更す... - Curioscene (キュリオシーン) - 映像制作、動画編集チュートリアルマガジンサイト

動画の方では撮影時に便利なテクニックや注意しておきたい事などを詳しく紹介しているので、気になる方はぜひ、続きを動画で確認してみてください!

Curioscene YouTubeチャンネルでは動画でレビューやチュートリアルをこれからも多く配信する予定です。新しい動画を見逃さないためにも、チャンネル登録をしてみてくださいね!

(MIKIO)

モバイルバージョンを終了